新盆を迎える

こんにちは!

熱い毎日が続きます。

お盆は日本人にとっては「心のふるさと」と言っても過言ではないと思います。どんなに忙しい日々を過ごしていても、この時期には故郷を思い出し、遠い先祖や親しかった仲間など様々なことを思いめぐらす時期です。その瞬間は自分の心が優しさにあふれ、感謝の気持ちと父母への思いやりの心に満ち溢れています。これは日本人が持っているDNAでしょうかね?

お盆の行事は地域によって、時期や習慣が異なり、それはそれで趣があって面白いですね。

兄弟や親せきがそれぞれの家のご先祖様に挨拶をしながら、お互いが近況を話し合い様々な情報交換をしながら、ぞ先祖の前でご馳走を先祖と一緒にいただくという習慣は、家族・親族の絆を間違いなく一層高めてくれます。でもこの習慣がだんだん薄れてきて(たぶん経費と労力節約、及びお客を寄せる空間がない等のせい)親せきの家を訪問するなどの習慣が見られなくなってきました。

特にその年に親族がお亡くなりになったお宅では、誰も訪問する人がいないとなると寂しすぎはしませんか?

お線香は香りのよいものを用意し、お花とお灯を添えて心からお詣りできると、きっと亡き仏も微笑んでくれると思います。これは継承したい日本の文化だと思います。

お盆
おびんづる尊者