12月8日はお釈迦様がお悟りを開かれた日と言われています。
ふと、自分の一生を考えたとき、私たちは様々な迷いや我欲、偏見、妬み…など無限に近いほどの量の苦しみに惑わされながら年老いて、大きな不安を抱えて死んでいく。こんな一生に大きな不安をおぼえるのは私だけでしょうか?
果たしてこんな日暮らしでいいのか?と自問自答繰り返す人も多いのではないでしょうか。
お釈迦様は私たちと同じような悩みを解決するために、命を懸けて修行を6年間続けてきました。結論的には迷いは全部消えて、別の人格者になるなんてありえない。人々は皆、迷い悩みながら日々生きていく存在で、一生悩み苦しみから離れて生きることなどできないと教えています。ただその中で何を大切に生きていけばいいのかという大切な示唆を私たちに示してくれました。
それは八正道(はっしょうどう)と言われています。
・正見・正語・正業・正思惟・正精進・正念・正定・正命と言われています。
別れにくい言葉もありますが、何となく内容がつかめるような気がしませんか。
いきなり、これらのことが日常に生かせるとはとても思えませんが、少しでも悟りに近づけるのなら努力してみる価値がありそうです。先ずは「正しい言葉遣い」から始めてみませんか。