雲居寺写真ギャラリー
雲居寺周辺の風景、行持などの写真をご紹介します。定期更新中!
雲居寺の鬼瓦
昭和2年から平成22年までの82年間、雲居寺の屋根に使われていた鬼瓦です。改修の記念に保管してあります。
精進料理
大般若経の経典を唱え、その功徳によって世界平和や参列者個人の平安などを祈願する仏教行持です。
盆供養
盆供養や施食会は、ご先祖様や無縁仏に感謝の気持ちを伝え、供養する大切な行事です。また、施食会に参加することで、自分自身の功徳を積むこともできます。
だんごなげ
だんごなげは、釈迦に供養を捧げ、彼の教えを広く伝えることを目的としています。また、受け取った団子を食べることで、功徳を積むことができると信じられています。
雲居寺の桜
4月、雲居寺の桜が咲きました。
日本人と桜は切っても切り離せない関係みたいですね。満開の桜には気迫がこもっていて、思わず固唾を呑んで見入ってしまいます。短い期間ですが一生懸命咲いて、風や雨とともにサッと散ってしまいます。そんな潔さに日本人は古来から引きつけられてきたのでしょうかね。
中学生の坐禅体験
栄中学校の生徒24名の訪問がありました。「総合学習」の一貫で栄地区の歴史を、足を使って研修するのだそうです。
折角禅宗のお寺を訪ねてきてくれましたので、最初に坐禅を3分ほど実際にやってみました。真剣そのものでとてもいじらしく思われました。その後、寺の歴史や様々な仏について説明しました。ノートにメモをしながらしっかり聞いてくれました。わずか40分の訪問でしたが、まだ幼さが残るものの真剣な態度に私の方が身を洗われる思いでした。
後ろ姿を合掌で送りながら「大きく育て!」と祈らずにはおられませんでした。いい一日でした!!
大般若
御祈祷法要である「大般若」引き続いてご参詣の皆様の「先祖供養」の法要が行われました。
六百巻の大般若経を大勢のお坊さん方が勢いよくパラパラと経典を転読して、般若の功徳を参詣の皆様にお分けするものです。様々な願い事がいつかきっと叶えられることでしょう。とても有難い法要です。この法要が一年中で一番の大行事です。引き続いて先祖様へ報恩の供養が行われ参詣者全員が進前焼香をして、ご先祖様へ供養の気持ちを手向けられました。
法要が終了後は、おいしいお斉(とき)がありました。お勝手の皆さんの手作りの精進料理です。野菜や油揚げなどの料理は珍重がられてとても喜んでいただけます。
除夜の鐘
私は、除夜の鐘の音色は人間の心の奥深くに沈殿した煩悩をきれいに洗い落としてくれるような気がしており、子どものころから梵鐘(ぼんしょう)の音色に郷愁を覚えていました。
雲居寺には昔から梵鐘が無く、除夜の鐘を撞く習慣がありません。
除夜の鐘は梵鐘でなければならないという決まりはなく、《半鐘》でもありかな?と思い立ち、皆さんにお知らせした次第です。志ある方は是非お出でください。大晦日の午後11時半打ち出し開始です。甘酒やおやつなども用意しておきます。さっぱりとしたお気持ちで新年をお迎えください。本堂の中ですので雨や雪、寒さの心配はありません。
悟りの日
観音講(11月3日)も過ぎ、12月は成道会が行われます。お悟りの日です。
お釈迦様は29歳で出家され、6年間の命がけの苦行に耐え、最後に行き着いた結論は、苦行や難行では本当の生きるべき道は得られないと悟られたのです。
森羅万象(しんらばんしょう)は自分とともにあり、ありのままを受け入れる心の状態を保つことが貴いことだとお気づきになられたのです。悟りとは特別な能力を身につけるとかカリスマ的な状態になることではないのですね。12月8日の明けの明星(金星)の光を見てこのことに気付かれたといわれています。
お彼岸
今私たちが生活しているこの世界(時間・空間)を此岸(しがん)といい、悩みや苦しみの多い世界です。それに対し苦しみのない穏やかな世界を彼岸(ひがん)と言います。
お盆
新しく仏になられた方が初めてお盆を迎えられる行持が新盆供養会です。親戚の人たちもお寺にお参りしていただき、亡き仏と一緒にお盆を迎えるのです。これは亡き仏への敬いでもあり最高の供養でもあります。