間もなくお盆の時節がやってきます。勤め人にとって、「お盆休み」は当たり前の権利となっています。ちなみに、お盆休みで仏教徒として(自覚をもって)ご自分のご先祖様にしっかりと感謝のお気持ちを伝えておられるでしょうか?もしかして、自分のうちには仏壇・お墓がないからといって、先祖供養(お墓参り)をされない方も多いのではないかと想像されます。しかしよく考えると、地球誕生以来どの瞬間をとっても過去と繋がっており切り離れたことはありません。今の自分は天地有情全てのものと繋がっており、感謝せずにはいられない存在だとお気づきになるはずです。キリスト教やイスラム教と違う点は唯一絶対の神がこの世界をお創りになり、そして我々は全て神様の僕であるという点と、仏教では天も地も同事に存在し、お互いに因と縁で結ばれている同事・平等の存在であるという点が違っております。自分の中にブレないしっかりとした芯を持ち、生かされていると気付いたら先祖(祖先)に感謝せずにはおれませんね。
仏教徒としての自覚はあるか?
